私は現代美術でよくとなええられる「インスタレーション作品」を目論んだわけではなかった。 十数年にわたり一つ一つ生まれてきた作品は、運良くか運悪くかは知らぬが、私の手元にあった。私はそれを 一同に並べ、見渡す機会を待っていた。自分の思索の過程で生まれた作品を並べることによって、何が見えてくるか を知りたかったからだ。
　運良くその機会が訪れた。埼玉の東松山にある原爆の図・丸木美術館である。丸木美術館での展示の話は、→、
　
原爆の図・丸木美術館サイト　http://www.aya.or.jp/%7Emarukimsn/